パーシモンシステム
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FAQ
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このページでは、トリプル・アイ/winの製品又は評価版を導入いただいたお客様が、導入当初によく抱かれる疑問とそれに対する回答をご紹介させていただきます。

トリプル・アイ/dosで作成してあった画面をトリプル・アイ/winへ移植したところ、画面がWindowsスタイルに置き換えられ、タイトルバー上には[×]ボタンが付きます。ここをオペレータがマウスでクリックしてしまった場合、終了確認ダイアログが表示されますが、更にオペレータが「はい」を選んでしまうと強制終了されてしまいます。ここでは終了できなくしたいのですが可能ですか?

PSRUNに対して-CD、または-C パラメータを指定します。[×]ボタンを無効にする。または[×]ボタンイベントをアプリが認識し意図した処理を実行させることができます。[×]ボタンだけでなく、システムメニューの「閉じる」、ALT+F4、システムメニューのダブルクリックに対しても、全て同じ扱いとなります。詳しくはマニュアルを参照してください。



トリプル・アイ/winは指定できる色は多いのですが、何故か多くの塗込色が"まだら"に見えています。何とかなりませんか?

バージョン3.04未満のトリプル・アイ/winは、HighColor 以上の発色性能のマシンでお使いいただくことを前提としたソフトです。256色マシン等で発色できない色はディザリングされて表示されます。バージョン3.04以降では、256色モード時でもディザリングを回避する措置を施しています。 3.04以上にバージョンアップするか、[コントロールパネル]⇒[画面]⇒[ディスプレイの詳細]⇒[カラーパレット]で「HighColor(16bit)」以上の発色を設定してください。



COBOLアプリの起動や、PE.BAT、SCDEB.BAT等のバッチファイルを起動する場合、いちいちDOSプロンプト画面が立ち上がってくるのを回避したいのですが方法はありますか?

Windows95、98では、バッチファイルのプロパティの[プログラム]⇒[実行時の大きさ]を「最小化の状態」に設定してください。同時に「プログラム終了時に自動的に閉じる」をチェックしておく事をお勧めします。 WindowsNT、2000、XPでは、バッチファイルのショートカットを作成し、これに対して同様の指定を行い、普段の起動にはこのショートカットを使用するようにしてください。



C言語で作成したアプリをトリプル・アイ/winで移植しようとしています。 トリプル・アイ/dos や トリプル・アイ/2 では、main(int argc,char * argv) でコマンドライン引数を取得してプログラムの起動パラメータとしていました。エントリーポイントが WinMain()に変わるとコマンドライン引数の扱いはどのように変わるのでしょうか?

Visual C/C++ には、__argc、と __argv というグローバル変数が用意されています。これらを利用すれば全くと言って良いぐらいに、従来と同じコーディングでコマンドライン引数を扱えます。



COBOLで作成したEXEをWindows98で運用していました。このOSをWindows2000に変更したところアプリの動作が極端に遅くなってしまったのですが?

NT系のOSで動作させるEXEを作成する時には、作成するEXEがグラフィックタイプのアプリであることをリンカーに指示する必要があります。CBLLINKをお使いの場合は、'-G' オプションを指定します。'-G'指定をしたアプリをWindows98、やWindows95 で実行しても問題ありませんが、将来的にNTや2000、XP等NT系のOSでの運用が考えられるケースもあると思われますので、最初から'-G'パラメータ付でEXEを作成しておかれることをお勧めします。トリプル・アイ/winのサンプルに添付しているMakeExe.Batには、既に'-G' が指定されています。この問題はNT系OSでも、RUN.EXE経由の中間コードで実行される場合には関係ありません。



トリプル・アイ/dosとCOBOLで作成したアプリをトリプル・アイ/winを使ってWindowsへ移植しようとしています。とりあえずMF-COBOLでコンパイルして実行したところ、DISPLAY命令が横取りされず、トリプル・アイのコマンドがそのまま画面に出てきてしまいます。

COBOLの環境変数 COBSW に+S5 を指定していただいていますか。指定がなければ、DISPLAY/ACCEPT は横取りできません。Windows95、Windows98では、AUTOEXEC.BAT中に、SET COBSW=+S5 という記述を行追加してください。WindowsNT、2000、Xpでは[コントロールパネル]⇒[システム]⇒[環境]で値を設定してください。



トリプル・アイ/dosとCOBOLで作成したアプリをトリプル・アイ/winで移植しようとしています。 トリプル・アイ/winの画面は出てきたのですが、入力待ちのところで止まったままになります。どうしてでしょうか?

COBOLプロセスとトリプル・アイ/winプロセスの通信にはパイプを使っています。 トリプル・アイ/winが返したレスポンスをCOBOLアプリが必ずACCEPTしなければならない煩雑さを避ける為に、トリプル・アイ/winでは、PSRUNに対するコマンド発行時点でレスポンスを必要とするかどうかを指定していただくことになっています。サンプルのソースコードをご覧いただければお分かりいただけると思いますが、コマンドの頭に'@'の付いたコマンドとそうでないコマンドがあります。 '@'付のコマンドに対してはPSRUNはレスポンスを返します。この場合アプリケーションは必ずACCEPTしてください。また、'@'を付けなかったコマンドのレスポンスを取ろうとしてはいけません。このような指定のないトリプル・アイ/dosのソースをそのままWIN32化した場合、PSRUNはレスポンスを返しませんので、アプリがACCEPTしたところで停止しているように見えます。



トリプル・アイ/dosで作成してあった画面をトリプル・アイ/winで移植したところ、表示がはみ出しているわけでもないのに画面にスクロールバーが表示されてしまうものがあります。また、その場合一旦画面が表示された後でクライアントエリアが下へ押し下げられるように見えるのですが。これは何でしょうか?

画面情報ファイルにファンクションキーの定義が無いか、非表示の指定がされている画面だと思います。この画面を出力した後で、アプリケーションから動的にファンクションキーの表示が指定された場合、すでに生成されたWindowに対し、後からメニューバーを追加することになるためにクライアントエリアが圧迫され、動的にクライアントエリアが一行押し下げられます。結果的として画面が一行はみ出ることになりますので、はみ出た部分の操作が可能なように、トリプル・アイ/winがスクロールバーを自動的に付加します。これを回避するには、ダミーでかまいませんので、メニュー定義もしくはファンクション定義を予め画面ファイルに行って、且つ非表示では無く表示にしておいてください。また、ダミー項目が見苦しいようであれば初期表示後にコマンドで消してください。最初に不可視属性で画面を生成し上記の操作が終わったあとで可視化すれば、動作はもっとスムーズに見えます。



このホームページや トリプル・アイ/win のパンフレットに載っているサンプル画面のように、大きなフォントのタイトルを画面に貼り付けたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

ホームページの冒頭に掲載しているサンプル画面には[WOODLAND]という文字が、他の文字より大きなフォントで書かれています。実はこの会社名の部分はチャイルド形式の子WINDOWとして作成しています。現在の トリプル・アイ/win では同一画面内は1種類フォントで構成する必要があり、特定の文字や文字列のみのフォントを変更することができません。ただしWINDOW毎に使用するフォントを変えることは可能ですのでこの機能を応用しています。具体的なコーディング方法等、詳細は個別にお問い合わせください。



3Dイメージの画面を設計しているのですが、3D罫線を使用すると線部の幅が広いため、横や上下のフィールドに重なってしまいます。うまい描画の方法はありませんか?

「罫線と選択項目の属性設定」パネルで線種を選ぶ時に、左右、及び上下の「張り出し量」が設定できます。ここでゼロ(線内)または1/2(線内)を選択してみてください。また画面全体のバランスをとる為には「ウィンドウの属性の設定」パネルの「文字間スペース」、「行間スペース」の設定値も微調整してみてください。



今まで トリプル・アイ/win を COBOL から使用していましたが今後は Visual Basic での使用も検討したいと考えています。 Visual Basic を使用するには今まで使用していた トリプル・アイ/win は再度購入し直さなければならないのでしょうか?

トリプル・アイ/win の Visual Basic用インターフェースは、商品としては バージョン3.1以降のVisual C++用インターフェースと兼用です。COBOL用すなわちコンソールインターフェースのお客様は、開発環境用にVisual C++/Visual Basic兼用インターフェースを、追加言語インターフェースとしてご購入いただく必要がございます。開発キット本体及びランタイムライセンスはバージョン3.1以上にバージョンアップしていただければ対応できます。前述の理由により現在既にVisual C++でトリプル・アイ/winをご利用のお客様は、特に買い足していただくものはございません。現在お使いの トリプル・アイ/winそのもの、またはバージョンアップのみで、Visual Basicから トリプル・アイ/win が使用できるようになります。



Windows XPのホームエディションでトリプル・アイ/winで開発したアプリを運用しています。ユーザーの簡易切り替えを使用したところ、AssertErrorが発生しました。

現在、バージョン3.1以前の トリプル・アイ/win を XP で運用し、「ユーザーの簡易切り替え」を使用するとご指摘の通りAssertErrorが発生します。またこの件とは別に、XpのSP1を適用すると発生する問題も確認されています。XPで運用される場合は、トリプル・アイ/winのバージョンを3.26以上にバージョンアップしてください。

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