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iii/win
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トリプル・アイはシリーズ商品です。DOS版(トリプル・アイ)、OS/2版(トリプル・アイ/2)、WIN32版(トリプル・アイ/Win)の3つの商品があります。DOS版、OS/2版は過去十数年にわたりご愛用をいただいてきたGUI構築ツールの定番商品であり現在も強い支持をいただいております。 ここでご紹介するトリプル・アイ/win(以下iii/winと表記します)は、このシリーズのWIN32版であり、シリーズ最新の最上位版です。もちろんDOS版(以下iii/dosと表記します)やOS/2版(以下iii/2と表記します)からの高い上位互換性を確保しており、iii/dosやiii/2のアプリケーション資産をお持ちのお客様が、そのアプリケーションをWin32プラットフォームへ移行させるには、最適のツールと言えます。

iii/winは、アプリケーションとオペレータの接点であるユーザーインタフェースを作成し実行することを専門に行うツールです。 効率よく操作性に優れたユーザーインタフェースを提供することを目的としています。ユーザーインターフェース以外の処理ロジックや、バックエンド側の処理などは、お好みのプログラム言語を使って開発していただきます。iii/winは、アプリケーション開発において、もっとも面倒で、かつ唯一のユーザーとの接点であるという意味においては非常に重要な役割をになうユーザーインターフェースを引き受けます。技術者は開発パワーをアプリケーションの本質である処理ロジックやデータベース回りに集中できることになり、その結果飛躍的に開発効率を上げる事ができます。

iii/winでよく利用されるC言語や、COBOLと言った手続き型言語は、全てを画面との対話型で行う最近のGUI環境用の開発ツール(言語)と比べ遥かにコンパクトで効率の良い実行モジュールを作成することができます。ただし、これらの言語は一般的にユーザーインタフェースの開発機能が弱いという弱点を持っています。そこで、これらの言語とiii/winを組み合わせることにより、操作性に優れ、かつ非常にコンパクトで高速に動作するアプリケーションを効率よく開発することができるというメリットを享受できます。

iii/winでは、アプリケーションの処理ロジックと切り離して画面を作成します。フォームデザインには専用の画面エディターが用意されており、固定文字や罫線の描画、入出力フィールド、GUIコントロールの配置を含めマウスによるドラッグアンドドロップではなく、テキストエディターイメージで画面の設計、作成を行えます。画面上に配置したフィールドやコントロールに対しては、配置と同時に桁数、色、入力許可条件、出力編集条件等の属性定義を対話型で行います。この結果は画面情報はファイルとして記録されます。

iii/winの本体である画面プロセッサーは、DLLとして提供されます。この画面プロセッサーがアプリケーション実行時に画面情報ファイルを読み込み、定義された内容にしたがって画面を実行します。画面の実行とは、画面を表示することは当然ですが、表示された画面上の各フィールドやGUIコントロールへのオペレータからの入力受付や値のチェック及びそれに伴うメッセージやエラーの表示、値の書式編集付出力、ファンクションキーを含むキーイベントや、マウスのハンドリングやその結果であるカーソル制御(フォーカスコントロール)、子ウィンドウの制御等を指します。これがiii/winのカバーする範囲です。
ここまでの開発作業や、実行環境はiii/winという独自の世界であり、メインロジックを構築するプログラム言語の種類には一切依存しません。これにプログラム言語によるデータベースアクセスや演算等の処理を加え、アプリケーションを完成させていきます。

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