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LLL/Ajax

FAQ

   LLL/web (トリプルエル/ウェブ) に関するFAQです。

技術的な質問

サーバーオウンコンポーネント
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Q-0071.サーバーオウンコンポーネントがどういったものか、いまひとつイメージがつかめ ないのですが?
LLL/webでは、基本的にサーバー側でのデータのやり取りを、LLLRDS.DLLという サーバーコンポーネントが持つサーバー関数で処理しています。このうち比較的よく使用するサーバー関数は以下に挙げる10種類になります

  • QueryMain
  • QuerySub
  • QuerySubs
  • ReadMain
  • ReadSubs
  • UpdateMain
  • UpdateMainSubs
  • UpdateSubs
  • ProcMain
  • ProcMainSubs


しかし、これらの関数だけでは、現場で要求されるこまやかな仕様に対応すること は出来ません。

さらに、MTSコンポーネントを用いたトランザクション処理の場合、1つのサーバー 関数内でトランザクションを完結させる必要があります。

業務系のアプリケーション等で必要になる分散トランザクション処理で、サーバー 関数をそのまま使用して対処するのは難しいと思われます。

そういった問題点を解決するために、サーバーオウンコンポーネントは、サーバー 関数がその関数本来の作業(ReadやUpdate等)を行う前後に処理を付加することで、処理の柔軟性と簡便性を高めています。

具体的には、トランザクション中のサーバー関数内からサーバーオウン コンポーネントのプロシージャをコールすることで、トランザクション内の一処理 としてユーザーが付け加えた処理を実行します。そのため、複数テーブル(または レコード)への更新処理も、トランザクションの単位としては1つになるため、どこで エラーが発生してもトランザクション開始時の状態にロールバックします。また、 サーバー関数の種別によらずにレコード処理を実行できるため、仕様に対する柔軟性を 高めることが出来ます。




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