シーオーリポーツで作成した帳票レイアウトに対し、簡単にDB項目と関連づけをおこない、自動的にプログラムを作成します。 自由度の高いデザインの帳票フォームをプログラムレスに開発できます。 もちろんVB.NET、C#でのカスタマイズも可能ですので、様々な帳票レイアウトに対応できます。 サーバからの帳票出力(PDF等)ではなく、クライアントからの帳票出力(伝票発行)や、プレビューを可能にします。
帳票フォームは「帳票フォームエディタ」を使用し、デザインします。ドロー系のツールのように、マウスで直感的な操作が可能です。また設定可能なプロパティも豊富に用意しています。
帳票プログラム用の画面フォームを作成します。これは通常のLLL/.netで作成するプログラムと同じです。帳票フォームについては意識せずに作成する事が可能です。
「帳票フォームクラス」のテンプレートを選択し、帳票フォームクラスを作成します。こちらのテンプレートはフォームと同様にカスタマイズが可能です。
「帳票フォームクラス」の各種制御情報を帳票デザインパネルから登録し、帳票フォームクラスを編集します。帳票の項目と画面の項目(又はDBの項目)を対応付けます。集計処理的な事も設定可能です。
画面フォームプログラムで「帳票フォームクラス」のオブジェクトを作成し、帳票出力メソッドを実行します。呼び出し側のコードは、最小数行で可能です。
* 「帳票フォームエディタ」は、(株)エイチ・オー・エスの「シーオーリポーツ Ver.9」を使用します。 * 「帳票フォームクラス」とは、画面のプログラムから、対象の帳票を出力を制御するためのクラスです。 このクラスを自由にコーディングする事ができ、出力をカスタマイズする事が可能です。また、テンプレートとして登録する事ができ、プロジェクトごとにカスタマイズ可能です。
フォームエディタで設計したオブジェクトに対して、データ項目を対応付けます。対応付けは、直接データベース又は画面フォームから対応付けが可能です。
出力のフォーマット等も、フィールドのプロパティパネルから変更可能です。また明細データ(繰り返しのデータ)をグループ分けする事で、"部門ごとの担当者を一覧表示する時に、部門コードを最初のレコードだけ出力する"と言った事や集計が可能です。 その他に、同じ列の明細を複数個同一フォームに作成可能です。画面は、伝票の明細を2段組みで横にならべて表示している画面です。