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表示フォーマットには、以下のような種類があります。
- X (文字列)
Xと同数の文字を入力することができるフォーマットです。 通常、テキスト型のフィールドにおいて、表示フォーマットを指定しなければ自動的に 「X([入力文字数])」というフォーマットで表記されます。
- # (数値)
数字を表示するためのフォーマットです。"####"という表示フォーマットの フィールドに対して「0010」という値が入力された場合、左のゼロの桁は消去されて 「10」という表示になります。いわゆる「ゼロ・サプレス」を行う表示フォーマットです。 入力必須フィールドで「####」といった表示フォーマットを使用し、値として 「0」を入力した場合、表示フォーマットの法則上表示は「」(空白)になるため 入力チェックでエラーが発生してしまいます。後述の「0」フォーマットと併用することで この現象は回避されます。ご注意ください。
0 (数値)
数字を表示するためのフォーマットです。"#"と異なりゼロが入力されても 消去しません。むしろ入力された値が定義したフォーマットよりも桁が少ない場合、 空いた桁を0で補完します。(例:表示フォーマット"0000"に「10」という値を入れた 場合、表示は「0010」になります)大抵の場合、"#"と組み合わせて、 "##,###,##0.00"というような表示フォーマットを使用することが多いようです。
- Y,M,D (日付)
日付入力に使用します。「YYYY/MM/DD」「YY年MM月DD日」 といった形式で使用します。年のところを2桁で記述しても、表示フォーマットが 「YYYY」といった形式ならば残り二桁を補完しますが、和暦には対応しておりません ので、和暦で表示させる時には西暦←→和暦変換ロジックをご自身で作成して いただく必要があります。
なお、テーブル設計時に特に表示フォーマットを指定しなかった場合、以下に示す 「デフォルトの表示フォーマット」が適用されます。
データ型 |
デフォルトの表示フォーマット |
テキスト型 |
X([入力文字数]) |
バイト型 |
##0 |
整数型 |
####0 |
長整数型 |
#########0 |
単精度型 |
###,##0 |
倍精度型 |
###,###,###,##0 |
通貨型 |
###,###,###,##0 |
日付型 |
yyyy/mm/dd |
YES/NO型 |
#0 |
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