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仕様によって実際にコーディングする内容は異なってきますが、基本的に以下の手順で作成します。
- 「プログラム設計」メインパネルを起動します。
- パネル中段「2.サーバーインターフェース」の一覧のうち、オウンコードを追加したい サーバーインターフェースの行の右側にある「START」「END」「PROC」等の文字が表示 されたセルをクリックし、「サーバープログラムオウン」パネルを起動します。
- 「サーバープログラムオウン」パネルに表示されたテーブルフィールドや画面上の フィールド(選択したサーバー関数の種類によって異なります)のリストのうち、クライアント プログラからサーバーオウンコンポーネントに受け渡しておきたいフィールドは「入力」、 コンポーネントで処理後、クライアントプログラムに返したいフィールドは「出力」のセルを それぞれダブルクリックし、セルに「○」を表示させます。
- 「OK」ボタンをクリックしてプログラム設計パネルに戻った後、2でクリックしたセルが灰色に 変色していることを確認し、「確認」ボタンをクリックして「プログラム設計」を終了します。
- 「サーバープログラム生成」で、今編集したプログラムのIDが表示されている行を選択し、 「開始」ボタンをクリックします。これによりクライアントからのデータ受け渡しなど最小限の ロジックが組み込まれたサーバーコンポーネントのプロジェクトファイルが生成されます。
- 「サーバープログラム編集」で、今作成したサーバープログラムを選択し、「開始」ボタンを クリックします。この作業によりVBが起動し、5で生成されたプロジェクトが読み込まれます。
- プロジェクトの中の[2で選択したサーバーインターフェース名]_[2でクリックしたセルの表示] というサブルーチン(例:svr_MAIN_START、svr_HATANM_ENDなど)の中に、
表示の都合上、下記は改行しています。
'------------------------------ #own-s/[サーバーインターフェース名]/[オウン展開場所]:オウンコード
'------------------------------ #own-e/[サーバーインターフェース名]/[オウン展開場所]:オウンコード
というコメント行があります。その2行のコメント行の間にコンポーネントで行う具体的な処理をコーディングしていきます。 他にも、
'------------------------------ #own-s/[PRM]/PROC:プロシージャ
'------------------------------ #own-e/[PRM]/PROC:プロシージャ
というコメント行がモジュールの最後にありますので、そこにそのサーバーオウンコンポーネントの中で使用する プロシージャを定義することも出来ます。
- 一通りコーディングが終了したら、VBの「ファイル」メニューから「[プログラムID].DLLの作成」というメニューを 選択し、ソースコードをDLLにコンパイルします。
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