fnoとは、LLL/webのプログラム上にあるフィールドを変数で表記したものです。書式 としてはfno_[フォームフィールド名]という書式でこの変数は定義されます(フォーム上 にText1というフィールドを定義した場合、そのコントロールのfnoはfno_Text1になり ます)。
この変数は、LLL/webのフォーム関数や、メインプログラムのフォームオウン記述部 でよく使用されます。オウンコード中でフォーム関数を直接使用する必要がある場合や 、フォームオウンで特定のコントロール上で発生したイベントに対してアクションを 起こす際に必要となります。
コーディング例1
TEXT1というテキストフィールドにフォーカスを移す場合
Call LHPOSN(fno_TEXT1,0)
コーディング例2
COMMAND1というコマンドボタンがクリックされたとき、 変数retにTEXT1というテキストフィールドの内容を取得する場合
(フォームオウンの「Click」オウンに記述)
If fno = fno_COMMAND1 Then
ret = LHVGET(fno_TEXT1,0)
End If