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VisualBasicのユーザーインターフェース上でよく使用されるような動作(画面表示 のクリア、特定フィールドへのフォーカス移動、フィールド入力の許可/不許可、画面 上の値の取得等)を、それぞれ関数にまとめたものです。
例えば画面上のフィールドから値を取得するような場合、通常のVisualBasicでの 開発ならば、フィールドのコントロールの種類に応じたプロパティ(TextBoxならばText プロパティ、LabelならばCaptionプロパティ)から得た値を、変数の型に応じて型変換 を行い、格納するといったコーディングが発生します。同じ行の中で処理できること ではありますが、後々のメンテナンスのときや、不具合が発生したときのコードのチェ ック時などで、細かい負担がかかります。
それに対してフォーム制御関数では、コントロールの種類に応じて参照するプロパティ を変更したり、フィールドに設定しておいた表示フォーマットや入力文字種に応じて、 取得した値を型変換したり、といった処理を自動的に行うため、プロパティの種類や 型変換等の瑣末なことを気にかける必要が減り、全体的な作業効率やメンテナンス性を 向上させることが出来ます。
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